BLV米国長期債券ETFを新規買付。金利上昇局面を最大限活かしたい

BLVを新規買付

10月初めから続いた世界的な株安も流れが変わったようで、ここ数日株式市場が反騰中。

保有中の米株式ETFは-2%下落するごとに買増を行っているため、上昇に転じると後は見ているだけ。今後しばらくは買い増しできず静観するだけとなりそうです。

その一方で、債券ETFは軟調な展開が続いています。一旦は下がった長期金利が再び3.2%台に上昇し、中には年初安を更新した債券ETFも。債券ETFを買う側からすれば、数年に一度のチャンスとも言える訳で、今回は債券ETFを買ってみました。

ジャンク債を投資対象とするJNKはデフォルト率の急増が怖いので少額の買い増しにとどめ、その代りにBLV米国長期国債ETFを新規買付しています。

11月2日の取引

  • JNK 35.140$ x 20口 買増し 約8万
  • BLV 83.80$ x 100口 新規買付 約100万

SBIで保有する米国ETFはこれで4本となりました。

SBI保有銘柄 20181103

今後はLQDの代わりにBLVを買う

既に保有中のLQDに代り、今後はより残存年数の長いBLVを買増していくことにしました。

残存年数の長い債券ほど金利変動の影響が大きいため、債券価格変動のリスクは大きくなります。LQDの平均残存年数は12.72年、これに対しBLVの平均残存年数は24.40年ですから、BLVの方が金利変動に大きく反応します。

債券ETF比較 20181103

債券ETFのスペック比較

ティッカー 純資産総額(Billion) 分配金利回り(%) 経費率(%) 平均デュレーション 平均残存年数 投資対象
BLV 10.72 3.95 0.07 14.65 24.40 米国債、社債など10年超
LQD 34.01 3.43 0.15 8.48 12.72 投資適格社債
VCLT 3.46 4.41 0.07 13.31 23.80 長期社債10年超
AGG 55.99 2.51 0.04 5.89 8.20 米国債券総合

格付け比率

ティッカー AAA AA A BBB BB
BLV 41.39 7.70 22.31 28.60
LQD 2.88 7.92 42.37 46.66 0.17
VCLT 3.95 8.77 39.78 47.50
AGG 72.93 2.88 10.79 13.40

上記から分かるようにBLVは社債だけでなく、米国国債などAAA格付けのウェイトが大きいのが特徴。長期債ということで株価変動はLQDよりも大きくなりますが、信用力という点ではBLVの方が低リスクです。実際リーマンショックの下落を見てもBLVの下落はLQDより軽微であり、その後はむしろ株価下落に逆行して上昇しています。

先月に大幅下落したとはいえシラーPERは以前として高い水準にあり、私としては更に大きな暴落が来てもおかしくないと考えているため、LQDよりBLVのほうが好都合。仮にリーマンショックに準ずる暴落が来ても、約四割をAAA格付けが占めるBLVなら十分耐えてくれると思います。

金利上昇局面を活かす

金利変動リスクを避けるには、中期債券か短期債券の方がいいのでしょうが、ここは敢えて長期債券ETFにします。前述のように現在は数年ぶりの米金利上昇局面にあり、債券ETFを買う絶好のチャンスですので、長期金利上昇に合わせてBLVを買い下がってやろうという訳です。

今後の戦略としては

1. 長期金利上昇に応じてBLVを買い下がる
2. 景気低迷に入れば利下げに転じるだろう。そうすればBLVは上昇する可能性が高い
3. 株式相場が大暴落してもBLVの下落は軽微だろう。BLVを売却して米株式ETFを買うのもあり

というところ。

一つ問題なのが長期金利の予測が難しいこと。

米利上げに関しては年内あと一回の利上げが予定されていて、来年も利上げが続く可能性が高い。しかし長期金利は将来の利上げ予測も織り込んでいるため、FF金利と大きく乖離することがあり見通しを上手く建てられていません。

狙い通り利下げに転じても長期金利が下がらない可能性もあります。上の戦略も目論みどおり行くか分かりませんが、当面はBLVを買い下がってみることとします。

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