IYRとJNKを打診買い。2月に比べ市場のリバウンドが弱い?

ETF2本を組入れ

先週から始まった世界的な株式市場の急落。若干のリバウンドは見られましたが、各国の株式市場は今のところ下げが続いている状況です。NYダウや日経平均の下がり方は2月の暴落とそっくりな反面、市場の反発はやや弱い感じがします。米中間選挙が迫っているし投資家も押し目買いを入れずらいのかも知れませんね。

昨日の日経平均は-423円の大幅下落、TOPIXは1675.44ポイントで引け、年初来安値1,645.16まであと僅かという状況でした。アジア市場も下げているところが多いので、VEA,VWOの大幅下げを期待したのですが、思ったほど下がらず買い増しは断念。

いつものように株安と円高が同時進行中で、1$=114円を超えていた米ドル円はあっというまに1$=112円割れ。円高で米国ETFを買うのが少し有利になったし、VEA, VWO買増しの代わりに以前から組入れを検討していたJNKとIYRを少しだけ打診買いしてみました。

10月16日の取引

  • JNK 35.48$ x 25口 新規買付 約10万
  • IYR 75.70$ x 20口 新規買付 約18万

楽天証券の保有資産額が大きくなってきたため、今回の2本はSBI証券で購入。

SBI保有 米国ETF

※円換算評価損益の値が正しくないため、米ドルベースの損益です

JNKはデフォルト率上昇が怖い

JNK(SPDRブルームバーグ・バークレイズ・ハイイールド債券)は非投資適格の米国ドル建て社債(いわゆるジャンク債)を投資対象とするETFで、ポートフォリオの大部分をBB、B格付けが占めています。

JNKのスペック、ファンド特性は以下のとおり。

スペック

  • 経費率 0.40%
  • 設定日 2007年11月28日
  • 分配頻度 毎月
  • 分配金利回り 5.44% ※2018年10月16日時点

ファンド特性

  • 平均残存年数 6.04年
  • デュレーション 4.10年
  • 組入銘柄数 899
  • 最終利回り 6.84%

格付別組入れ比率

  • BBB以上 0.23%
  • BB 42.87%
  • B 42.16%
  • CCC以下 14.62%
  • 格付け無し 0.09%

現時点の分配金利回りは5.44%、他の債券ETFや米国リートETFを上回る高利回りは非常に魅力的な反面、それ相応のリスクがあります。

他の債券ETF同様に長期金利の影響を受けるため、金利上昇局面では不利。しかしそれ以上に怖いのがデフォルト率の急騰です。BB、Bなどの格付けが大部分を占めるため債権が回収不能となる可能性は高く、景気低迷時にはデフォルト率の上昇により純資産総額が一気に減ってしまう難点があります。

債券ETFと米10年国債利回り(TNX)の比較

JNK/LQDとTNXの比較

本ETFは2007年11月に設定されているので、一応はリーマンショックを耐えたことになります。しかし、そのダメージは数年分のリターンに相当する大きなもの。

2008年前後の値動きを見ると、LQD(米投資適格社債)は僅かな時間で金融危機前の株価を回復していますが、JNKは約14%下落したままです。

また3年前にもデフォルト率が上昇し約10%の下落が発生しましたが、この時期に長期金利は低下し続けておりLQDは上昇しています。つまりJNKは長期金利低下の恩恵よりもデフォルト率の影響の方が大きかったという事になります。

世界的な金融危機でなくても、10%程度の下落が発生するので安心はできませんね。逆に言えばLQDに比べ買いのチャンスが発生し易いとも言えます。直近高値から10%以上下落したところで買えれば高いリターンが期待できるでしょう。

JNKは約900の銘柄に分散投資しているので、デフォルト率が上昇してもETFの価値が0になる可能性は低いと思います。(仮に発生するとしたらリーマンショック以上の金融危機)

とは言え、LQDのように一気に買うのは危険が大きすぎるし、投入額も制限した方が良いでしょうね。

詳細は今後検討するとして、JNKへの投入資金は最大100万程度、1~2年程度の時間をかけて買い増してみるつもりです。来年にかけて米利上げは続く可能性が高いので、IYRやJNKを安値で拾えるチャンスはあると思います。

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