米国ETFの残りを売却し、+42,000円の利益。

投資戦略の全面見直し

昨日、楽天証券で保有中の米国ETF4銘柄(IYR, RWX, VXUS, VYM)の残り全てを売却しました。

売却益は+42,317円。2月初めに2049早期償還で大きな損失が発生しているため、楽天証券の通算損益はマイナスです。従って今回の売却で譲渡益税の徴収はありません。

確定損益 8月1日売却分
米国ETF売却益 20180801

先月はJ-REITとインフラファンドの全数売却という大きな決断を下しました。これだけの大変更を行うなら、いっそのこと売れる物は全て処分し投資戦略を全面的に見直そうと考えた次第です。

これで保有銘柄は海外債券2銘柄とA-REITを残すだけとなりました。これらについても、値が戻り次第売却したいと考えています。

Kabu.com保有分
Kabucom保有分 20180802

SBI保有分

SBI保有分 20180802

やはり焦っていたか

さて、一連の売却処分を行う前の保有状況は以下のとおりです。

7月20日時点の投入資金

アセット 投入金額(円) 備考
インフラファンド 3,858,407 4銘柄
J-REIT 5,680,904 2ETF+23銘柄
海外株式 3,338,948 米国ETF  VYM, VXUS
海外REIT 2,830,302 1555, IYR, RWX
海外債券 2,365,925 1677, 1566
合計 18,074,486

このポートフォリオを組むにあたり、分配金利回りの高いもの/その時点で割安と思われる銘柄を購入してきました。投入額合計は全資産の50%を超える規模ですが、ポートフォリオ構築に費やした時間は比較的短く保有銘柄の大半は2年以内に購入しています。

直近15年間の相場推移は以下のとおり。

主要指数の推移 20180802

ここ数年の日米株式市場は、一時的な下落はあるものの高値を更新しながらの上昇続き。内外リートもリーマンショック後の高値水準を維持しており、さほど割安ではありません。

つまり長期的な視点に立てば、さほど割安とは言えない株価水準で資金を集中的に投資してしまったと言わざるを得ません。

やはり、昨年後半の急激な上昇相場に釣られて、強気の投資判断に傾いてしまった感があります。

これ以前の背景として、かつて投資手法の柱だった逆張りスイングが機能しなくなったことも大きいと思います。2013年以降に株やREITが大幅に上昇したことで、割安/割高の基準自体が変わってしまいました。以前の売買手法だと、買うべき銘柄はほぼ無いに等しい状況です。それなら下がるまで待とう、と考えて5年間待ってみましたが、株価は下がるどころか高値を更新して上がり続ける始末です。

2014年以降は有効な投資手法が見つからず、焦っていたのだと思います。2049というハイリスク商品に手を出し多額の損失を出したのがその証拠です。過去のシミュレーション結果に目を奪われ、リスクの理解を怠ったせいで50万の損失を出してしまいました。

J-REITとインフラファンドは何とか安いとこを拾えて利益にはできましたが、資金力を考えると投資額が多すぎたのは否めません。

分配金を重視したポートフォリオだったので、毎月の分配金受取額を増やしたいということも一因ですね。分配金を増やしたい余りにここまで買い進んでしまいました...

つみたて投資を軸に

極めて堅調だと思われた米国経済も、見通しが不透明になりつつあります。今年に入ってから貿易戦争という新たなリスクが発生し、業績予想を引き下げる企業も出てきました。

昨年末の大型減税の効果があるため、米経済が一気に悪化するとは思いませんが、多額のポジションを持ち続けるのはさすがにリスクが高そうです。

幸いな事に保有銘柄の大部分は売却済みであり、投資スタイルをリセットするチャンスを手にすることができました。

さて、折角のチャンスをどう生かすべきでしょうか。

S&P500の長期推移を見れば、10~20年に一度は大暴落がおきています。

S&P500長期推移

次はS&P500の歴史高値からのドローダウンをグラフ化したもの。期間にもよりますが、10年に一度は-20%超の暴落が発生しています。

S&P500のドローダウン

今月2月の暴落=VIXショックは下落速度は異常なほど速かったのですが、下落幅はリーマンショックほど大きくありません。

リーマンショックから10年経ちましたし、そろそろ次の大暴落が来てもおかしくない時期だと思います。ただその時期を正確に予想するのはまず無理でしょう。しかし暴落を恐れて見ているだけでは、上昇相場というチャンスを逃してしまいます。

そこで「つみたて投資」を投資戦略の軸に据えることとします。これまでのような、短期間集中投資をやめ、時間分散を徹底します。

相場が上がろうが、下がろうが機械的に買増しを継続。相場が上昇した時のリターンは減りますが、相場が下落した時のダメージを軽減することも可能です。いつ来るか分からない下落を待ち続けて、チャンスを取り逃がすことも無くなるでしょう。

ドルコスト法のシミュレーション例 (MSCI-KOUSAI  2001~2017年)

MSCI コクサイドルコスト法全期間

具体的な銘柄選定、資金配分などはこれから決めて行きますが、これまでの投資スタイルと一変することは間違いありません。相場に振り回わされず、淡々と投資を続けていければ...と考えています。

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