ずいぶん迷ったけれど、インフラファンドを全数売却。税引後53万の利益

インフラファンド4銘柄全て売却

7月27日にインフラファンド保有4銘柄の全てを売却しました。売却益は67万程度、税引後の利益は534,881円となります。

銘柄 取得単価(円) 数量 確定損益(円) 備考
9281 97,447 14 +275,413
9282 53,681 24 +254,290 分配金受取予定
9283 92,280 12 +131,845 分配落ち日に売却
9284 98,445 1 +9,695
合計 +671,243 課税前
136,362 譲渡益税
+534,881 税引後利益

投入した資金は386万なので、投資額に対し17%程度の利益が出た計算です。まずまずの結果というところでしょうか。

取引履歴は以下のとおり(長いので抜粋)

インフラF 売却履歴1
(途中省略)

インフラF 売却履歴2

先日J-REITも売却したので、SBI証券で保有しているのは1銘柄だけになりました。

SBI保有銘柄 20180728

保有期間は約1年

長らく保有したインフラファンドもこれにて売却完了。一区切りついたので、購入から売却までを振り返ってみます。

インフラファンドの購入を始めたのは昨年の7月から。

インフラファンド市場創設直後は注目が集まり価格が高騰したようですが、関心が薄れたせいでしょうか、昨年の7月頃は株価が低迷していました。

9281価格推移

現在上場している4銘柄は何れも太陽光発電施設を投資対象としています。電力の固定買取制度により安定したキャッシュフローが期待できること、また分配金利回りが7%台と極めて高いことから購入に踏み切ります。

類似商品であるJ-REITの分配金利回りが4%前後であることを考えれば、インフラファンドの利回りは驚異的とも言える水準でした。今から考えれば理想的な所で拾えたと思います。

その後はインフラファンドへの資金流入が続き、4銘柄とも上昇に転じます。昨年末は米国株式市場が大幅上昇したので、その時流に乗ったということもあります。

9月~11月にかけて上昇局面が続くなか、買い増しも行っています。追撃買いをするのは自分には珍しいことですが、これで利益を伸ばすことができました。

9282いちごグリーンインフラ投資法人が10期分の業績予想を出していることも、強気の投資を行えた理由の一つでしたね。

長期保有予定だったが...

当初、インフラファンドは数年単位で長期保有するつもりでした。

9282の長期業績予想も、安定したキャッシュフローが期待できるからこそ。太陽光発電施設特有のメリットを考えれば、長期保有していいだろうと思ったのです。

今回の売却にあたってはずいぶん悩みましたが、以下の理由から売却することに決めました。(概ねJ-REITの売却理由と同じです)

1. 貿易摩擦の激化で世界の経済成長が失速する恐れが高まった

これは先日J-REIT売却に踏み切ったのと同様です。

米中の貿易摩擦も、落としどころをどこに持っていくのか読みづらくなってきました。米国と欧州の貿易摩擦も悪化する一方です。米経済指標はまだ良好ですが、GMのように貿易摩擦の影響から業績予想を引き下げた企業も出始めています。

保有銘柄の全部を売却するのは過剰反応かもしれませんが、念のためポジション整理を行った次第です。

2. インフラファンドの「信用力」をどう考えたらよいか?

最大の問題がこれ。インフラファンド市場は出来たばかりで、REITとは比較にならないほど小規模です。9281の時価総額は現在162億程度ですから、J-REI全銘柄で最も時価総額の小さい3308とほぼ同じ規模ということになります。(J-REITを代表する8951NBFの時価総額が8,754億円)

大規模REITは発行口数の大部分を機関投資が保有しているのに対し、インフラファンドは個人投資家の保有比率が高いのが特徴です。つまり金融機関などの機関投資家はインフラファンドの購入に消極的、ということです。

金融機関が消極的な理由の一つは、投資法人の「信用力」だと思います。

不動産を投資対象とする以上、多額の借入金を前提とした運用となります。景気拡大時は特に問題ではありませんが、金融危機になれば「信用力」の低い投資法人ほど資金調達が困難になる可能性が高いはず。しかし、9281がJCRから取得している発行体格付けはA-(安定的)。万が一を考えれば、迂闊に保有数を増やせないということでしょう。

さて、私の保有状況を見ると総資金の10%程度をインフラファンドに割り当てています。また、インフラファンドは4銘柄しかないため一銘柄に150万以上投入した形です。

いくら安定したキャッシュフローが期待できるとは言え、信用力の低い銘柄に集中した状態で長期保有するのは危険すぎる、と判断し売却に踏み切りました。

全アセットの損益

週末ですので、簡単に全体収支を報告します。

現在の収支 (2017年11月~)

含み損益 -74,895円
確定損益 +140,985円 前週比+710,850円
分配金 +295,664円
合計 +361,754円 前週比 -357,345

前週に比べて収益の合計が大幅に減ったのは、急激な円高で米国ETFの損益が悪化したことと、J-REITとインフラファンドの利益確定で課税されたことによるものです。(譲渡益税だけで169,649円、確定申告で全額還付の見込み)

また9283は分配落ち日に売却したため、売却益が少なくなっていますが、3ヵ月後に分配金を受け取る予定です。

損益推移

損益推移 20180728

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